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衛生管理

安心してお遊びいただけるお店づくりを

近年、性感染症は増加の一途をたどっております。その原因のほとんどが知識のない方々の性交渉だといわれています。

そこで私たちクラッシーでは、まず性感染症というものをよく理解し、それを接客に従事するコンパニオンにきちんと教育することで、大切なお客様に安全を提供させていただき、安心してお遊びいただける店づくりを目指しています。

当店では、性感染症に感染しないための教育はもとより、最低、月に1回の定期検査を義務付けております。
万が一、定期検査により性感染症の診断が出た場合、完治するまでの出勤停止、完治した診断書の提出を義務付けております。
その際、感染された可能性のあるお客様で、且つご連絡の取れるお客様へはご通知するシステムを布いております。
当店でのご利用を検討されているお客さまにおかれましても、安心してお遊びいただけるものと自負しております。

代表的な感染症

代表的な性感染症をご紹介します。各感染症名をクリックすると詳しい症状や治療方法をご覧いただけます。

クラミジア

クラミジアの原因はクラミジア・トラコマティスという細菌によるもので、欧米ではもっとも数の多い性感染症です。ここ数年、日本でも10代~20代の女性の感染者が爆発的に増えていますのでご注意ください。
性交渉により感染しますが、クラミジアは性器以外の咽喉部にも感染しますので、最近はオーラルセックスでの感染が非常に多くなっています。
感染した場合でも自覚症状のない場合があり、男性で50%・女性80%の人が感染に気が付かないといわれています。
症状
男性・・・排尿時に軽い灼熱感を感じます。サラサラした分泌液が出ますが、重症の場合は痛みや膿が出てきます。
女性・・・排尿時に下腹部の痛みや、性交渉中に痛みを感じます。
潜伏期間
1~4週間
検査方法
尿や分泌液を採取して検査します。
治療方法
抗生物質の内服による治療を行います。治療をしない場合でも1ヶ月程度で症状が治まることもあります。ただし、症状がなくなっても完治しているわけではありませんので、必ず治療をしてください。そのままにしておくと感染者を増やすばかりか、不妊症の原因にもなります。また、クラミジアに感染している場合、通常に比べて4倍の確率でHIVに感染することが最近の研究で報告されています。
治療期間
1~2週間程度です。

淋病

淋病の原因は淋菌という細菌によるもので、性交渉により感染する性病です。淋菌もクラミジアと同じように性器だけではなく咽頭部にも感染します。
クラミジアの次に多い性感染症で、クラミジアと同時に感染することがあります。
症状
男性・・・最初は尿道に軽い不快感があります。その後、数時間もするとおしっこの途中に強い痛みが襲ってきます。同時に粘り気のある黄色い膿も出始めます。また、おしっこの回数が増え、ペニスの開口部は赤く腫れ上がることもあります。
女性・・・多くの場合、自覚症状はありません。症状が進行すると排尿痛や頻尿、残尿感が現れ、黄緑色や悪臭を伴うようなおりものが増えます。
潜伏期間
2~10日
検査方法
尿や分泌液を採取して検査します。
治療方法
抗生物質の内服による治療を行いますが、最近は通常の抗生物質では治らない淋菌も増えていますので、その場合は検査が必要になります。
治療期間
1~2週間程度です。

エイズ(HIV)

エイズは「後天性免疫不全症候群」といわれ、HIV(ヒト免疫不全ウィルス)というウィルスに感染し免疫力が低下することが原因です。
主な感染経路は性的接触による感染・血液感染・母子感染があります。
症状
HIVウィルスに感染した場合、2~8週間後に風邪に似た症状が一部でみられますが、特別な症状ではないので、多くの人は気が付きません。その後は無症候性キャリアといわれる何も症状の無い期間になりますが、この間HIVウィルスは身体の中で増殖し免疫機能を低下させていきます。その後、リンパ節が腫れ、下痢、発熱、体重の減少などのエイズ関連症候群といわれる症状が現れます。この状態は、エイズ発症の初期段階といわれています。
潜伏期間
6ヶ月~15年
検査方法
エイズの検査は、HIV抗体の検査になりますので、感染してから抗体ができるまでに検査を受けても正確な結果は得られません。感染の可能性があった時は、抗体ができる2ヶ月後に検査を受けるようにしてください。
治療方法
エイズは発症してからの治療が困難なため、HIVウィルスの増殖を抑えるさまざまな抗HIV薬が世界中で開発されています。治療方法は数種類の抗HIV薬から3~4種類を服用する多剤併用療法が標準的な治療になります。この多剤併用療法による治療により、現在では、日和見感染症などの発症率や死亡率が低下しています

梅毒

梅毒の原因は梅毒トレポネーマという細菌によるもので、主に性交渉で感染します。梅毒は、コロンブスが新大陸発見と共にヨーロッパに持ち帰り、世界中に広がったといわれています。
感染者が妊婦の場合は、胎児に感染しますので注意が必要です。
症状
第1期・・・性器に赤色をした小さなしこりやただれがみられ、股のリンパ節が腫れてきますが、痛みなどの自覚症状が少ないので、気付かずに見落とすことがあります。
第2期・・・皮膚や粘膜に梅毒特有の発疹が出始めます。発疹以外にも脱毛や発熱、倦怠感や頭痛などを感じ、性器に無痛性潰瘍の扁平コンジロームができるなどの症状がみられます。
第3期・・・ゴム腫といわれる結節ができ、全身のあらゆる器官に異常がみられます。脳や脊髄に影響が出ると麻痺や精神障害を起こし、やがては死に至ります。
潜伏期間
第1期 3週間~3ヶ月
第2期 3ヶ月~3年
第3期 3年以上経過
治療方法
ペニシリンの内服や注射で治療を行います。ペニシリンのアレルギーがある場合は、他の抗生物質による治療になります。
治療期間
症状の段階により変わりますが、2週間~3ヶ月程度になります。

ヘルペス

ヘルペスの原因は単純ヘルペスウィルスによるものです。このウィルスにはHSV-1とHSV-2の2つのタイプがあります。通常、HSV-1は口唇に感染しHSV-2は性器に感染するウィルスですが、最近はフェラチオなどのオーラルセックスにより、口から性器、性器から口への感染が増加しています。
症状
性器に小さな痛みのある水泡や潰瘍ができます。歩行時や排尿時に痛みなどで支障をきたしますが、2週間程度で自然に症状は治まります。
潜伏期間
1~2週間
治療方法
抗ウィルス薬による治療を行います。ヘルペスは一度感染すると、疲れた時など免疫力が低下した時に再発しますので、症状がでた時は早めの治療を心掛けて下さい。
治療期間
1週間程度です。

カンジタ

カンジタの原因はカビの一種であるカンジタ・アルビカンスという真菌によるものです。この真菌は誰もが持っているものなので通常無害ですが、抗生物質や経口避妊薬を長期間使用した場合や身体の免疫が低下したときに発症します。女性の10%は膣内にカンジタ菌がいるといわれています。
症状
男性・・・亀頭と包皮が炎症をおこし、かゆみが出てきます。
女性・・・外陰部にかゆみや痛みを感じ、酒カスのような白いおりものが出てきます。
治療方法
洗浄をした後に抗真菌剤のクリームや膣錠で治療を行います。
治療期間
2週間程度になります。

毛じらみ

毛じらみの原因は1~2mmのしらみが陰毛に寄生することによるものです。性交渉以外でもベットやタオルを共用したり、プールやサウナで感染することもあります。
症状
毛じらみが血を吸うため、陰毛の生えている部分の皮膚に赤い斑点を伴った激しいかゆみがあります。
潜伏期間
1~2週間
治療方法
パウダーや軟膏などの塗布薬により治療を行います。
治療期間
1~2週間程度です。

尖圭コンジローム

尖圭コンジロームの原因はヒトパピローマウィルスの感染によるものです。主に性交渉で感染します。
子宮頸ガンや陰茎ガンになるウィルスとの関連もあるといわれています。
症状
性器に赤色やピンク色の小さなイボができます。そのままにしておくと増殖して鶏冠状やカリフラワー状の大きなイボになってきます。痛みはありませんが、稀に炎症を起こしてかゆくなる場合があります。
潜伏期間
1~8ヶ月
治療方法
手術や抗がん剤などの塗り薬を使用して治療を行います。再発をくり返すことが多いので、再発した場合は、早期の治療を心掛け、根気よく治療し続ける必要があります。

トリコモナス

トリコモナス原虫が原因で、婦人科では比較的ポピュラーな病気です。主に性交渉で感染しますが、タオルや入浴による家庭内感染も稀にあります。
症状
女性では、オリモノが増えて強いかゆみがあります。また、オリモノも黄色く泡沫状で強い臭いがあります。
治療方法
パートナーも70~80%の確率で感染していますので同時に治療する必要があります。
治療期間
7~10日程度です。

B型肝炎

B型肝炎はB型肝炎ウィルスが原因で感染します。血液の接触で主に感染しますが、性交渉など粘膜の接触でも感染します。
多くの場合、自然治癒しますが無症状感染者(キャリアー)になる場合や、時に劇症化する場合があります。無症状のことが多く、検査しないと感染の有無はわかりません。
症状
自覚症状を起こさないで自然治癒してしまうこともあります。自覚症状が起きる場合、食欲不振・全身倦怠感・黄疸などがあります。肝機能検査の数値も悪化します。
治療方法
抗ウィルス剤などの内服薬で治療していきます。

C型肝炎

C型肝炎ウイルスが原因で感染します。血液の接触で主に感染しますが、性交渉など粘膜の接触でも感染します。しかし、感染力はB型肝炎ほど強くはありません。
無症状のことが多く、検査しないと感染の有無はわかりません。
症状
多くの場合には、自覚症状を起こしません。自覚症状がある場合には、食欲不振・全身倦怠感・黄疸などがあります。肝機能検査の数値も悪化します。
治療方法
抗ウイルス剤などの内服薬で治療していきます。

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